国立国会図書館(NDL)に「個人向けデジタル化資料送信サービス」というサービスがあります。
このサービスは絶版・重版未定などの理由で入手が困難な本のデータを、個人向けに送信するというもの。可能なのは入手が困難になっている本限定。
絶版とは『出版社が権利を失った』もので、品切れとは『出版社に権利はあるが重版待ちまたは重版未定となっているもの』のことです。
『3カ月以内に入手困難な状況が解消する蓋然性が高い』とNDLが判断した本も、サービス対象から除外されます。
絶版になっている本や、いつ重版されるかわからない本がデータで貰えるのは非常に嬉しいありがたいサービスだと思いますが、Kindleなどの電子パッドなどで本が読めるサービスと同じ読みやすさだとは思わない方が良さそうです。
ただ本の各ページの写真を撮っているだけのものでしょうし、データで読むのも一苦労はすると考えておいた方が良いと個人的には思います(^^)
本を書いた人も、せっかく自分が書いたものが人の目に触れる機会が増えることになるので、書いた人にも読みたい人にも良いサービスなんじゃないでしょうか。
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